復興号 
復興号切符

 呂光号よりさらに停車駅が多い客車列車。座席もリクライニングしないが、シートピッチは充分で乗り心地は悪くない。最大のウリは冷房つきである事で、それを強調するかのごとく客車も涼しげな水色で塗られている。

 とは言え台鉄も、いまや通勤電車でも冷房つきが当たり前。冷房電車の料金は復興号と同じだから、かつては急行列車としてのステイタスを誇った復興号も、今や座席指定快速といった程度の地位に凋落してしまっている。客車鈍行(快速)が淘汰されるのはもはや世界の趨勢で、時刻表を眺めても1日数本しか見当たらない路線ばかり。狙って乗らないと乗れない、絶滅危惧種である。勿論僕達は狙って乗った(笑)。

復興号(嘉義)

雨上がりの嘉義駅に入線した復興号。
(2008.6.28 嘉義駅)

復興号(嘉義)

どこか寥々とした雰囲気を漂わせ、台北を目指す。先は長い。
(2008.6.28 嘉義駅)



2009.7.28
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