関東私鉄しりとり&サイコロの旅  第16回 


 前回はルール追加後、3回のサイコロで2度もゴールのチャンスがあった。今日こそは終了だろうか。何はともあれ本日2013年5月23日(木)のスタートは東上線から。地味に遠い。


利用区間 路線 種別 行先 発時刻 着時刻
日暮里 → 池袋 JR山手線 各駅停車 大崎(内回り) 10:11 10:23
池袋 → 高坂 東武東上線 急行 森林公園 10:40 11:30


 日暮里駅の階段を下ると、山手線は6分遅れている。ラッシュの影響が残っているのか、はたまた京浜東北線の人身事故の影響を受けたのか。次の西日暮里では起動直後にブレーキがかかってそのまま停車。前が相当詰まっているのかな、と見当をつけていると案の定池袋手前で再度止まってしまった。ホームに着いて早足で東武乗り場に向かうが、タッチの差で急行が出てしまった。

 次の優等列車は2ヶ月前のダイヤ改正で登場した快速だが、これは急行より速く高坂には止まらない。途中駅での接続がない旨も丁寧にアナウンスされたので、おとなしく次の急行を待つ。路線図を見上げると直通先の東急や直通しない西武の停車駅まで掲載されて分かり辛い事この上ない。もっとも、当の東上線にしても急行は止まるが通勤急行は通過する朝霞台、TJライナーは止まるのに快速急行が通過するふじみ野、ライナーと快速急行は止まらないのに快速だけ停車する若葉と、実にややこしい。

 ホームには次々に電車が到着し、降車側扉をあっという間に閉めて折り返しを待っている。地下鉄直通以外は全て20m10両に統一されている東上線の車両運用は実に柔軟で、ライナー用の50090系も普通列車に投入されている。暇そうに見えた(失礼)、濃いサングラスの運転士が乗り込むと発車である。

 序盤こそくねくねと狭い街並みをすり抜けるかのようだった車窓は、赤塚を通過すると早くも左右に余裕が出始める。成増は既に郊外の雰囲気で、朝霞台の周囲には畑が広がっている。志木を過ぎれば線形はぐっと良くなり、急行電車は快調に飛ばしていく。この辺りを乗るのはずいぶん久しぶりで、前回はまだ駅建設中で砂塵がもうもうと待っていたふじみ野もすっかり成熟した街になっている。すれ違う東武の車両は多彩で、8000系も意外にまだ多い。一方で、他社車両はメトロ10000系以外さっぱり現れない。川越を過ぎると各駅にちょこちょこと止まり、コンスタントにお客が降りていく。さすがに遠く、のっけからくじけ気味になってきた。おっぺ川と言う北海道のような名の河川を渡ると高坂に到着。


あいおい → いけのうえ → えだ → だいじんぐうした → だいやむこう → うえの → のうけんだい → いくた → だいたばし → しばさき → きたいけぶくろ → ろくごうどて → てんのうちょう → うすい → いずみ → みずほだい → いえなか → かぞ → ぞうしき → きたかすかべ → へみ → みなみくりはし → しいなまち → ちとせふなばし → しずわ → わかばだい → いけじりおおはし → しもやまぐち → ちとせからすやま → ますお → おおもりまち → ちちぶ → ふくい → いずみたまがわ → わいあーるぴーのび → ひがしこいずみ → みなみさくらい → いたくらとうようだいまえ → えそじま → まくはり → りゅうまい → いおぎ → きたみ → みなとちょう → うのき → きざき → きよせ → せんげんだい → いけがみ → みたかだい → いしかわだい → いなぎ → きたかぬま → まちや → やぎさわ → わだまち → ちどりちょう → うんが → かすかべ → へいわじま → まつばらだんち → ちばちゅうおう → うめじま → まくはりほんごう → うめやしき → きくな → ながぬま → まちだ →
69駅目
高坂   かさ  (東武鉄道東上本線 / TJ28 / 埼玉県東松山市)
高坂駅舎 高坂駅名標 高坂


 大東文化大や東京電機大の最寄り駅との事で、ホームやガラス張りの待合室には若者の姿が目立っている。上りホームにはスカイツリーラッピングを施した快速電車が滑り込んで停車してしまい、おやと思っていると「高坂〜東松山間でビニール飛来のため運転を見合わせます」とアナウンスが流れた。危ない所だった。

 瀟洒だがどことなく田舎風なデザインの橋上駅舎を背に、バスターミナルが広がっている。行先はニュータウンや大学ばかりだ。目に付く店舗はマック・松屋・ファミマ・魚民といかにも若者向けで、加えて不動産屋が実に多い。街丸ごと学生様御用達、といった雰囲気だが、広場の隅にゴルフ場送迎バスのポールが5つ並んでいて、これだけが"大人向け"であった。


70駅目の選択
駅名 会社 路線
梶が谷 東急 田園都市線
霞ヶ関 東武 東上本線
花月園前 京急 本線
合戦場 東武 日光線
神奈川 京急 本線
金崎 東武 日光線


 本日の1投目は、残念ながらゴールの可能性ゼロ。2は都心官庁街ではなくすぐそこの川越市で、圧倒的にこいつが大当たりである。その他はいずれも遠距離で、なんとしても2、百歩譲って「わ」終わりの5をお願いしたい。


サイコロ2  → 2 霞ヶ関


 なんと2、嘘偽りなく奇跡の2が出た。さくっと行ってしまおう。


利用区間 路線 種別 行先 発時刻 着時刻
高坂 → 霞ヶ関 東武東上線 急行 池袋 12:00 12:15


 ホームに戻ると、大学生に替わって今度は高校生が現れて嬌声が響いている。どちらにせよ若々しい駅だ。架線障害は大したことがなかったのか、電車は定時にやって来た。10両編成なのに各シートに3〜4人と時間帯の割によく乗っている。

 霞ヶ関は5つ先。本当にすぐであった。



あいおい → いけのうえ → えだ → だいじんぐうした → だいやむこう → うえの → のうけんだい → いくた → だいたばし → しばさき → きたいけぶくろ → ろくごうどて → てんのうちょう → うすい → いずみ → みずほだい → いえなか → かぞ → ぞうしき → きたかすかべ → へみ → みなみくりはし → しいなまち → ちとせふなばし → しずわ → わかばだい → いけじりおおはし → しもやまぐち → ちとせからすやま → ますお → おおもりまち → ちちぶ → ふくい → いずみたまがわ → わいあーるぴーのび → ひがしこいずみ → みなみさくらい → いたくらとうようだいまえ → えそじま → まくはり → りゅうまい → いおぎ → きたみ → みなとちょう → うのき → きざき → きよせ → せんげんだい → いけがみ → みたかだい → いしかわだい → いなぎ → きたかぬま → まちや → やぎさわ → わだまち → ちどりちょう → うんが → かすかべ → へいわじま → まつばらだんち → ちばちゅうおう → うめじま → まくはりほんごう → うめやしき → きくな → ながぬま → まちだ → たかさか →
70駅目
霞ヶ関   すみがせ  (東武鉄道東上本線 / TJ23 / 埼玉県川越市)
霞ヶ関駅舎 霞ヶ関駅名標 霞ヶ関


 駅名からはどうしても都心を連想するが、地名としての由来はそれぞれだろうからパクったとは言えないだろう。そもそも、鉄道駅としては営団地下鉄よりこちらの方が古いらしい。

 駅ビルには東武ストアの看板があるが、目に付くのはクリエイトと100円ショップ。どうやら東武ストアは潰れたらしい。駅周囲には駐輪場やアーケード街、コンビニがごちゃごちゃと散らばっていて、思い思いに建てたかのような雑然とした印象を受ける。駅脇の東和銀行霞ヶ関支店が、地銀なのに都心っぽくてなんだか得をしている。

 餃子屋で昼食をとっていると、後ろの大学生の会話が何とはなしに耳に入ってくる。高坂と同様ここも学生が多かったのだが、どうやらこちらは東京国際大らしい。大学がマイナーすぎて就職できないと嘆いているが、そんな事を声高に唱えるくらいなら、学校名なんか吹き飛ばすくらいの自分磨きをするか真面目に勉強して有名大に入り直せ、と呆れる。そもそも、「あっちは有名だからなあ」と比較対象に上げているのが近隣の城西大学と言う時点で失礼ながら…。


71駅目の選択
駅名 会社 路線
北大宮 東武 野田線
北久里浜 京急 久里浜線
北越谷 東武 伊勢崎線
北坂戸 東武 東上本線
北野 京王 京王線他
北品川 京急 本線


 6駅全て「北」。それはともかく注目は4で、高坂の1つ手前の駅である。ここが出れば奇跡どころか魔法だが、さすがにそこまで上手くはいかないだろう。東武3駅か、「わ」終わりの6が出れば御の字である。


サイコロ1  → 1 北大宮


 東上線から外れるが、引き続き埼玉県内。今日はついている。


利用区間 路線 種別 行先 発時刻 着時刻
霞ヶ関 → 川越 東武東上線 急行 池袋 13:00 13:06
川越 → 大宮 JR川越線 快速 新木場 13:10 13:32
大宮 → 北大宮 東武野田線 普通 13:45 13:47


 架線障害の遅れの波は池袋から下り電車に跳ね返ってきたらしく、13:01発の急行が運休して30分の大穴が開いている。間に来る快速を停めればいいのに、そうした柔軟な対応は取らないらしい。川越で降りると、コンコースは観光客でごった返していた。

 「大宮方面新木場」と京急のような細かい案内が出された川越線は、10両も繋いでいるのに席がほぼ埋まっている。沿線にはマンションや巨大モールが誕生していて、どう考えても過剰輸送だった頃が嘘のようである。とは言え駅を外れれば辺りはまだ田園風景で、ちょうど田植えが終わったばかり、神社の森が水面に小島のように浮かんでいる。防風柵が新設された荒川には屋形船が係留されていた。これまた新設の西大宮で行き違いのため3分停車、平日のためか随分空いている鉄道博物館の脇を抜けると大宮である。

 ユニクロや弁当ショップなどが並び賑やかなJR駅と対照的に、東武大宮駅には古めかしい雰囲気が漂っている。ホームの柱も古レールの転用だ。コンコースのスカイツリーのオブジェだけが派手で異彩を放っている。電車が到着すると、夏服の高校生がどっと降りてきた。続いて「試運転列車がまいります」と放送があって、見慣れない電車が入ってくる。8000系の天下だった野田線にどでかい風穴を開ける、新車60000系だ。ホームに残っていた女子高生が一斉にスマホを向ける。JRホームにたむろっている撮り鉄も、こっちに来ればいいのにと思う。大・大宮の隅っこといった風情の立地で、向こう側には185系グリーン車や京葉カラーの205系が使い処がありませんとでも言いたげに止められている。

 発車すると大宮工場の脇を過ぎ、新幹線と高崎線が分かれていき、宇都宮線から東大宮への出入庫線が分岐し、と鉄な眺めが続いているうちに北大宮に到着。


あいおい → いけのうえ → えだ → だいじんぐうした → だいやむこう → うえの → のうけんだい → いくた → だいたばし → しばさき → きたいけぶくろ → ろくごうどて → てんのうちょう → うすい → いずみ → みずほだい → いえなか → かぞ → ぞうしき → きたかすかべ → へみ → みなみくりはし → しいなまち → ちとせふなばし → しずわ → わかばだい → いけじりおおはし → しもやまぐち → ちとせからすやま → ますお → おおもりまち → ちちぶ → ふくい → いずみたまがわ → わいあーるぴーのび → ひがしこいずみ → みなみさくらい → いたくらとうようだいまえ → えそじま → まくはり → りゅうまい → いおぎ → きたみ → みなとちょう → うのき → きざき → きよせ → せんげんだい → いけがみ → みたかだい → いしかわだい → いなぎ → きたかぬま → まちや → やぎさわ → わだまち → ちどりちょう → うんが → かすかべ → へいわじま → まつばらだんち → ちばちゅうおう → うめじま → まくはりほんごう → うめやしき → きくな → ながぬま → まちだ → たかさか → かすみがせき →
71駅目
北大宮   たおおみ
(東武鉄道野田線 / TD02 / 埼玉県さいたま市大宮区)
北大宮駅舎 北大宮駅名標 町田


 出発する8000系を見送っていると、すぐ脇を宇都宮線E231系が高速で通過していき、さらに183系修学旅行臨までやって来る。鉄には堪らないロケーションだ。エスカレーター未設置の地下道をくぐって改札を出ると、目の前にまたしても東武ストアが現れる。勿論今度はちゃんと営業していて、正面の看板は駅自体より目立っている。マンションの1Fにスーパーと改札が同居したような格好で、傍らには「完売」の張り紙がされた60000系試乗ツアーとスカイツリー開業1周年のポスターが張られている。東武、はしゃいでるなあ…。

 案内表示によれば、周囲の施設としてメジャーなのはまず鉄道博物館。しかし言うまでもなくニューシャトルの方が便利だから、ここから歩いていく人は少なそうである。次に挙げられるのは大宮公園。しかしこれも、隣駅がそのものずばり「大宮公園駅」でそちらの方が近い。本当に北大宮が最寄なのは大宮税務署で、100mほど先に耐震補強をした堅牢な庁舎が聳えている。他に目が行くのは富士フイルムの社宅くらいで、あとは大通りも何もなく細い路地に沿って住宅街が広がるばかりだ。家々の構えはなかなかに立派で、邸宅街だから税務署建てたのか、と勘繰りたくなってしまった。


72駅目の選択
駅名 会社 路線
八木崎 東武 野田線
柳生 東武 日光線
野州大塚 東武 宇都宮線
谷津 京成 本線
山田 京王 高尾線
矢口渡 東急 東急多摩川線


 圧倒的に近いのは1。北大宮と同じ野田線、しかも春日部より手前にある。同じ東武でも残り2駅はそれなりに遠く、他社の3つはさらに遠い。今日はここまでいい流れ。調子に乗って1を期待したい。


サイコロ2  → 2 柳生


 そうは問屋が卸さない。卸さないが、1以外では一番マシだ。まだまだツイている。


利用区間 路線 種別 行先 発時刻 着時刻
北大宮 → 春日部 東武野田線 普通 14:07 14:27
春日部 → 南栗橋 東武スカイツリーライン 他 急行 南栗橋 14:46 15:03
南栗橋 → 柳生 東武日光線 普通 新栃木 15:04 15:17


 まずは野田線で、岩槻を経由して春日部を目指す。いつの間にかさいたま市に組み込まれた岩槻だが、大宮とはやはり別の町のようで、両者の間には田んぼが広がる。一方、岩槻と春日部は一体化しているようで、境界線も判然としないままいつの間にか春日部市内に入ってしまった。1駅手前の豊春を出ると早くも春日部の乗換案内が始まるが、上下とも急行とはタッチの差で逃げられており、なんとも上手くない。北春日部の車庫の壁にもスカイツリー1周年の文字が掲げられ、車内にはスペーシアを使った婚活ツアーのポスターが揺れている。解散地はもちろんスカイツリーだ。本当にはしゃいでいる。

 南栗橋で乗り継いだ新栃木行は4両編成。3月までは6両だったが減車されてしまった。しかも、区間快速の停車駅削減&本数半減分がフォローされなかったので、区間快速通過駅は3本/hから2本/hに減便までされている。1時間当たりの輸送力は片道18両から8両にまで激減したのだが、それでも車内は空いている。通学列車以外はこれで十分なのかもしれない。

 久々に利根川を渡り、いくばくかの旅情が漂い始めた。


あいおい → いけのうえ → えだ → だいじんぐうした → だいやむこう → うえの → のうけんだい → いくた → だいたばし → しばさき → きたいけぶくろ → ろくごうどて → てんのうちょう → うすい → いずみ → みずほだい → いえなか → かぞ → ぞうしき → きたかすかべ → へみ → みなみくりはし → しいなまち → ちとせふなばし → しずわ → わかばだい → いけじりおおはし → しもやまぐち → ちとせからすやま → ますお → おおもりまち → ちちぶ → ふくい → いずみたまがわ → わいあーるぴーのび → ひがしこいずみ → みなみさくらい → いたくらとうようだいまえ → えそじま → まくはり → りゅうまい → いおぎ → きたみ → みなとちょう → うのき → きざき → きよせ → せんげんだい → いけがみ → みたかだい → いしかわだい → いなぎ → きたかぬま → まちや → やぎさわ → わだまち → ちどりちょう → うんが → かすかべ → へいわじま → まつばらだんち → ちばちゅうおう → うめじま → まくはりほんごう → うめやしき → きくな → ながぬま → まちだ → たかさか → かすみがせき → きたおおみや →
72駅目
柳生   ぎゅ  (東武鉄道日光線 / TN06 / 埼玉県加須市)
柳生駅舎 柳生駅名標 柳生


 第9回で訪れた板倉東洋大前の1つ手前の駅。板倉は群馬県だがここはギリギリで埼玉県になる。地図を見ると栃木県・群馬県の領地は駅のすぐ裏まで迫り、茨城県もほど近い。北側には渡良瀬遊水池が広がるが、その堤防と県境は一致しておらず曲折している。

 改めて時刻表を眺めて、本数減らされたなあと憮然とする。しかも、浅草直行は初電の区間急行1本きりで、あとは全部南栗橋止まりである。スカイツリーラインとはもはや別の会社のような冷遇だ。

 駅前に並ぶのは、個人経営の精肉店に、材木店。地元客のみをターゲットとしたものばかりだ。ため池があり、遊水池の看板があり、川魚料理の店がある。水の潤いを随所に感じられる土地である。静かな集落の中には、「北川辺」の表記があちこちに残っている。平成の大合併前の自治体名だがやむを得ない所だろう。ここが伊勢崎線沿線であるはずの加須市と言われても、どうにもピンと来ない。


73駅目の選択
駅名 会社 路線
梅郷 東武 野田線
牛田 東武 伊勢崎線
東武宇都宮 東武 宇都宮線
梅ヶ丘 小田急 小田原線
浦賀 京急 本線



 頻出してきた感のある「う」、とうとう残り5つを切った。宇都宮線末端の3と関東最南端の5が同居する、実にデンジャラスな顔ぶれだ。近いのは2か1、このラインナップなら23区内の4でも上々。でも東武三昧を繰り返した上に宇都宮線、って第9回と同じ流れである。なんだか3が出そうな予感がする。


サイコロ5 → 5 浦賀


 おっとどっこい、5が出た。うわあ、遠い遠い。


利用区間 路線 種別 行先 発時刻 着時刻
柳生 → 南栗橋 東武日光線 普通 南栗橋
15:33 15:46
南栗橋 → 北千住 東武日光線 他 急行 中央林間 15:51 16:38


 とりあえず上り電車に飛び乗って、浦賀着時刻を検索。あ、これはまずい。今夜は都内で用事があって、今から浦賀に行ったのでは間に合わない。それだったら、柳生でもう少しのんびりして次の電車に乗れば良かった。勿体ない事をした。


 今日は出た目に恵まれたものの、結局4駅止まりであまり進まなかった。前回あれだけ出たゴールのチャンスも一度もなかった。若干意気消沈しながら南栗橋に戻ってくると、試運転を終えた60000系が停車していた。


(つづく)

2015.2.14
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