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本日、異常なし

2003年3月の日記




2003.03.31 Mon  別れの春

本来は、職場の先輩にスピーカーを頂戴した喜びと御礼を綴るべきなのですが。

昨年8月に路上ライヴに出くわして以来、すっかりファンとなっていたインディーズ・アーティスト
「Water Fowl」の活動停止が発表されました。色々と思い悩むところはあったようです。

決定は決定として尊重するほかないと思いますが、宮脇先生が亡くなられ、Water Fowlが消え、
弟が家を去ることが決定し、入社以来世話になった上司は他社へ異動。切ない別ればかりが続く3月でした。



2003.03.30 Sun  本日の購入物

いつもながらbook off伊勢原店にて
・浦沢直樹「YAWARA!」24巻(小学館 1992年)
・CLAMP「ちょびっツ」3巻(講談社 2001年)

毎度おなじみの2作品。

・柊あおい「バロン 猫の男爵」(徳間書店 2002年)     ほか

スタジオジブリ「猫の恩返し」原作。良くも悪くも(苦笑)期待通りの映画でした…。



2003.03.29 Sat  早くも春眠なんとやら

休みだと言うのに、日記のネタがない一日。
だって、起きたのが12時過ぎじゃあ、ねえ。



2003.03.28 Fri  3月句会

ばたばたと作った割にはまあまあ、かな。

ポンプ車の 放水霞む 春の川

新しき 地下鉄くぐる 春の川
 -半蔵門線延伸区間そぞろ歩き

草の芽の 色に染まりし 桜田濠
 -「ちかてつWALKER」有楽町線の回より

裏道の寺 彼岸会の日も静か
 -年寄りくさい句、と言われました(汗)。

存外に 重たき袋 蜆買ふ

夜の明けて 名残りの雪の ひとしきり
 -宮脇先生追悼行(仙台市)にて



2003.03.27 Thu  またも小田急

ここのところ、1日おきに鉄ネタが続いています。
さすがにもう出し尽くしただろう、と昨日は思っていたのですが、やってくれました小田急電鉄。

本日8時前、本厚木−愛甲石田で下り電車が踏切事故。

ちょうど発生後に上りで現場に差し掛かりまして、300mほど先での救出作業を見やりつつ
40分間足止めされました。まあ死亡事故にはならなかったようで何よりではあります。

ただねえ、伊勢原で乗車した時点で、既に下りホームには事故が告知されてたんですよねえ。
現場で往生する前に上りも運転抑止してくれれば、バスで平塚に行ったんですけど…。

いや、事故発生を知りながら乗った僕も阿呆ですけどね。



2003.03.26 Wed  まあ面白いけどさあ。

田嶋センセが県知事選に出馬表明。

神奈川県民の良識が試される絶好の機会ですね。

…別にけなしてなんかいませんよ。
あからさまには。



2003.03.25 Tue  しつこくダイヤ改正

伊勢原駅改札脇の新時刻表の下に、「7時43分の始発がなくなります」とお詫びの張り紙が。
改正のメリットだけでなく、デメリットもちゃんと告知するのはいいことです。

もっとも、時刻表が張り出されてから、お詫びが出るまでに数日間のブランクがあるのですが。
やっぱり抗議とかあったんだろうなあ。



2003.03.24 Mon  1000感謝

しまったっ、「世にも奇妙な物語」見逃したあああ。…と叫べる平和を噛み締めつつ。

おかげさまで昨夜、当サイトは1000ヒットを突破いたしました。
開設から7ヶ月、早いのか遅いのか分かりませんが(いや、きっと遅い)、お越しいただいた全ての皆様に
深く深く感謝いたします。

ちなみに、今のところ旅行記メインなこのサイト、こんな構想があったり要望をいただいたりしています。
・「俳句の花道」(仮称)
 すみませーん、大分前に「俳句の話を」とリクエスト頂いているのですが未だに…。
・「終着駅にLet*s Go!デス」
 宮脇俊三「終着駅に行ってきます」のパクリだったりする。
 ちなみにタイトルは同作品と岡本真夜の楽曲から。某妹とは関係ないので、念のため。
・「相鉄の歩き方」
 3年前に文章は出来ていて、あとはon lineにのせるだけなんだが、なぜか進まず。
・「宮脇俊三の世界」(仮称)
 宮脇氏の全著作のレビュー、って無理ですそんなの。でも、類似企画はそのうち始まるかも。
・「柳沢良則の世界」(仮称)
 山下和美「天才柳沢教授の生活」の全話レビュー。無理なうえに誰も読まないな、きっと。
・ゲームレ…
 いえ、なんでもないです。

まあ、実現するかどうかは全く分かりませんけれども(汗)。
ともあれ、今後ともよろしくお願いします。



2003.03.23 Sun  東急8500系の一番前

最近「珍しく」日記で鉄道ネタが続いてますな(笑)。

19日に延長開業した半蔵門線に乗ってきました。
いやぁ、多かった多かった鉄道マニアが。

…自分も一般人からはああいう風に見えているのかと思うと、滝のように汗が。

つうか、錦糸町で走行中の電車に向けてフラッシュ焚いた奴、歯ぁ食いしばって一歩前に出ろ。



2003.03.22 Sat  ふと思う

あの選挙でゴアが勝っていたら、今頃世界はどうなっていたのだろう。
こんなにひどい事になってはいなかったように思うのだが。

そして、ブッシュが仕切る世界は、これからどうなっていくんだろう。
ろくでもないに決まっているんだが。



2003.03.21 Fri  そしてダイヤ改正

ようやく来週からの小田急新ダイヤを入手。
どれどれ、出勤時間帯のダイヤは、と…。

・従来
 7時39分 急行
 7時43分 各停(伊勢原始発)
 7時45分 急行
 7時49分 準急
 7時59分 急行
・新ダイヤ
 7時40分 急行
 7時47分 急行
 7時52分 準急
 8時00分 急行

はい、始発消えたー(6時台の始発は残ってますが)。

最近は寝坊気味でこの始発乗れていないんですけど、空いてて重宝したんですよねぇ。
古くは小学生の頃、これで電車通学したこともありましたし(市立校ですけどね、僕)。何だか寂しいです。

つうか、前の電車と間隔が開いた47分の急行は、とっても混みそうな嫌な予感がするのですが。

まあ、夜間の急行10連化が進んだので、それでよしとしますか…。



2003.03.20 Thu  ああまたしても

こののどの痛みと食欲減退と貧血は風邪なのか、それとも慢性的な寝不足から来る疲れなのか?

ちなみに、残業から帰ってきたら本屋閉まっていたので時刻表買えませんでした(涙)。
まあキオスクでもよかんったんですけど…。



2003.03.19 Wed  ダイヤ改正

10月1日の東海道新幹線ダイヤ改正で、小田原駅のひかり停車本数が倍増するみたいです。
倍増、って言っても3往復が6往復になるだけですが(汗)。
ここのところ、あまりの不便さに旅行の際も新横浜利用が多くなってきていたのですが、まずは嬉しい限り。
でも良く見ると、8時台の下りひかり(203号)がなくなってる。あれ便利だったのに。
おまけに新幹線全体では、高いのぞみばかりになるし…。うーん微妙なダイヤだ。

ま、それよりも何よりも、明日はいよいよ小田急時刻表の発売日。伊勢原始発、果たして残っているのか?



2003.03.18 Tue  選挙の季節

駅前で何人ものおっさん・あばさんが通勤客に「おはようございます」と声を掛けています。
ああ、もうすぐ統一地方選なんですねー。

…つうかアンタ方、選挙の前しか街に立たないだろ。そんな見え透いた媚の売り方なんかに、
誰もだまされないってそろそろ気づけよぉ、オイ。

はっきり言って彼らより、パチンコ屋のティッシュ配りのおねーちゃんのほうがよっぽど有難いです。



2003.03.17 Mon  ほお。それはそれは。

駅貼りの告知によると、昨日の山手線は工事のために田町を通過していたらしい。
それ面白そうだなあ。乗りに行けばよかった(笑)。



2003.03.16 Sun  なんだか今日はまったりと

いつも以上にのんびりとした休日。
みんな出かけていたせいかな、とも思ったけど、そうじゃなくていつもの休みより2時間早起きしたから
かもしれない。そうか、1日ってこんなに長かったのか。

といっても、11時半が9時半になっただけなんですが(苦笑)。



2003.03.15 Sat  のど自慢

世間を震撼させる事件は多いし、国際情勢もきな臭いけど、NHKのど自慢の鐘の音を聞くと、
平和だなあって思います。我ながらおめでたい性格とは思いますが。

で、今日は14年度のチャンピオン大会の放送がありました。週末の夜に1人でのど自慢見ている
若者ってのもどうなんだろう、と言う気もしますが、まあ見ました(笑)。

チャンピオン大会ともなると、普段のローカリズム炸裂のほほえましさは消え失せてしまいますが、
代わりに出場者のレベルの高さに大いに目を見晴らされます。
大体、NHKホールでバックにバンドを引っさげて熱唱できるという度胸が、すでに素人離れかと。
なんか、ポップジャムに出てくるプロの歌手(某娘とか)よりプロっぽくて舌を巻きました。



2003.03.14 Fri  ラピュタ

いったいこの映画、僕は何度TVで見たのだろう。もうCM入るタイミングまでばっちりつかめてしまう。
でも、何度見てもいいんだよなあ、これ。何度見ても笑える、手に汗握る、そして切なくなる。
どこまでもどこまでもまっすぐな映画。汚れきった心が洗われていくようです。
最近はTVを見つつPCもいじっている事が多いけど、これはながらでは見られないですね、いまだに。

一度でいいから、これスクリーンで見たいんですけど、どこかでリバイバル上映してくれませんかねえ。
数年前に恵比寿でそういう企画あったんだけど、仕事が忙しくて見にいけなかった…一生の不覚。



2003.03.13 Thu  こんな運動しーなくっても

燃焼系 ボッボッボ あーみのしきっ

"ボッボッボ"って燃える音だったんだ。てっきり"ホッホッホ"と笑っていたのかと(汗)。



2003.03.12 Wed  個室ラーメン

桜木町駅の向こうに、美味しいラーメン屋があると言う話を聞いていたので行ってみました。
食券を買って中に入ると、カウンターに1人ずつ仕切りがしてあります。学習塾の自習室を
思い浮かべていただくと分かりやすいかと。

隣にどんな人が座っているのか全く分からないまま自席に座り、ボタンを押すと店員がやってきます。
が、厨房との間には暖簾がかかっていて、彼の顔も見ることが出来ません(当然、こっちの顔も見え
ていないわけだが)。紙に味付けの希望を記入して差し出し、待つことしばし。

要するに他人に気兼ねせずラーメンを食べられる店、であるらしいのですが、なんか落ち着きません。
だってラーメン屋さんって、もっとにぎやかじゃないですか、普通。
店内にはもうもうと湯気が立ち込めていて、親父さんが忙しく立ち回っていて、「味噌いっちょー」とか
「3番テーブル替え玉っー」なんて掛け声が飛び交って、ラーメンすする音と酔客が松井がどーとか
わめく声が喧騒を生み出して…それがラーメン屋ってものじゃないですか。

こんな仕切り板に囲まれたせせこましい空間でじっとラーメンが運ばれてくるのを待つなんて、
耐えられません。自分の部屋でカップ麺すするのと変わらないです。いやそっちの方がましか。

やがて暖簾の向こうから丼が差し出され、「ごゆっくり」とボソッと呟きがもれてきます。
なんでラーメン出すのに、そんなに遠慮深いのかね、君。アダルトビデオ屋の店員じゃないんだから。
そう、この孤独感。仕切りの向こうからか細く聞こえる、他の店員の声。隣の客の動く気配。
多分僕みたいな小心者が風俗店に行ったりすると、きっとこんな感じで落ち着かないんだろうなあ、
と変な結論に至ってしまいました。でもここ、フーゾクじゃなくてラーメン屋なんですが。

ラーメンの味なんて、皆目分かりませんでした。



2003.03.11 Tue  ちょっとうれしい話

出掛け途中、ご近所の生垣の隙間から室内犬がひょっこり顔を出していました。
中学の頃は毎朝コイツに吠えかかられていたんだけど、長生きだなあ…。



2003.03.10 Mon  悪いときには

いろんなことが重なるもので。

そういえばWater Fowlの路上ライヴ情報が来ないな、と思ってHPに行ってみたら、なんとまあ
3月からライヴ休止。しかも、再開するかどうか怪しそうな状況。

いったい何があったんでしょう?日程告知済みだった3月上旬のライヴさえ中止してしまうのですから、
よほど思うところがあるのでしょうが。うーん…。



2003.03.09 Sun  気仙沼線

友人と東北に行って、気仙沼線に乗ってきました。
宮脇俊三先生の「時刻表2万キロ」で、ラストに取り上げられているローカル線です。

宮之城線・西寒川線・瀬棚線…。かの作品で取り上げられたローカル線のうちの大半は、
その後国鉄改革の嵐の中で廃線になってしまいました。

しかし気仙沼線は残りました。しかも、乗った列車は3両ほぼ満席と言う盛況ぶりでした。
もうなくなってしまった路線、風情、そして人…しかしそれでも、鉄道旅行の情緒はこの国にまだ、
確かに残っているのです。

  ありがとうって言ったら 永遠にさよならになる
  果てしないこの旅で どこかでいつか会える…
  (松たか子「桜の雨、いつか」より)

もう月曜日に、ありがとうもさようならも言ってしまいました。
けれど旅に出れば、そこに「宮脇俊三の世界」を感じとることはさして難しいことではありません。

だから、もう1度僕は言います、ありがとうと。


…微妙に言い回しがアブナイ気もしますが。



2003.03.07 Fri  いつのまにか

釈由美子主演の「スカイハイ」にはまりつつある自分を発見。
これ面白くない、というのが第1印象のはずだったのだが。



2003.03.06 Thu  あー

眠い。夜更かし続けすぎ。



2003.03.05 Wed  あ…

「HR」見るのすっかり忘れてた(ため息)。



2003.03.04 Tue  昨日より

仲間内では宮脇先生の話でもちきりです。
某巨大匿名掲示板(実はあまり好きではないんですが)の鉄道板も、バナーで哀悼の意を表しています。

あらためて、先生は我々鉄道ファン精神的な支柱だったんだなあ、と思い知らされた次第です。



2003.03.03 Mon  巨星墜つ

鉄道紀行作家、宮脇俊三先生が亡くなられました。

あまりに突然のことで、呆然とするほかありません。

中央公論社でバリバリと仕事をこなしつつ(北杜夫氏を世に出したのはこの方です)、週末には
ローカル線に乗りに出かけ、国鉄全線を完乗。その記録を克明に記した「時刻表2万キロ」(1978年)
がベストセラーになり作家の道へ。

以降四半世紀にわたり、鉄道ライター、いや紀行作家の第1人者として多くの読者の支持を受けて
来ました。特に鉄道ファンにとっては、神様のような方と言って良いでしょう(随分と親しみやすい
神様ですが)。「乗りつぶし」も「廃線跡探訪」も、いやそれ以前に鉄道趣味自体を世に広めたのは
宮脇先生にほかなりません。

僕が初めて宮脇先生の文章に出会ったのは、中学の図書館にあったローカル線の写真集に掲載された
小紀行だったと記憶しています。初めて「宮脇俊三」の名を意識したのは、それからしばらくして、市立
図書館で借りた「時刻表2万キロ」を読んだときだったでしょうか。

以来10数年の間、僕の鉄道趣味は絶えず宮脇本と共にあったと思います。
比べることさえおこがましいですが、このサイトの文章だってどれだけ宮脇先生の影響を受けているか。
お世辞にも読書家と言えない僕が所有する文庫本の、半数は宮脇先生の著作です。
いや、著作のみでなく、職場で敏腕を振るいつつ趣味にいそしむ宮脇先生に、憧れさえ感じていました。

まだまだお元気なものとばかり思っていたのですが、全くの不意打ち。予想だにしない訃報でした。
でも、葬儀も身内だけで行い、静かに世を去ると言うのは、宮脇先生らしい引き方なのかもしれません。

ありがとう、宮脇先生。そしてさようなら、宮脇先生。
心よりご冥福をお祈りいたします。



2003.03.02 Sun  本日の購入物

book off伊勢原店にて
・加納朋子「魔法飛行」(創元推理文庫 2000)
・北村薫「冬のオペラ」(中公文庫 2000)
・CLAMP「ちょびっツ 2巻」(講談社 2001)

なんだか特定の個人の嗜好にものすごく影響されている気がしますが、多分気のせいさっ。

それにしても、book offで「ちょびっツ」の在庫が激増しています。
やっぱり落とし所にガッカリして売りに走ったファンも多いんだろうなあ、きっと。
まあ連載終わればそんなものなのかもしれませんが。

それとあの単行本、真っ白な上に紙がざらついているから、汚れ易くて古本屋泣かせですね(苦笑)。



2003.03.01 Sat  アド街

テレ東のアド街になんと厚木が登場。そんなにメージャーなスポットなのか、厚木って!?

しかしどうも肝心の内容はネタ不足気味、かつ野暮ったくがっかり。
やっぱり相模川西岸って田舎なんだなあ、とつくづく痛感しました。

永遠にアド街なんて来なさそうな、伊勢原の住民に言われたくはないでしょうけどね(笑)。





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